◆母は16年中山牝馬S覇者　戸崎圭＆サトノフォルテが来週デビューへ躍動(19日・森元)

　29日の新潟5R新馬(芝1600m)でデビュー予定のサトノフォルテ(牡2歳、美浦・国枝、父ロードカナロア、母シュンドルボン)がこの日、美浦Wでレースでも騎乗予定の戸崎圭を背に5F67秒2-12秒4(馬なり)をマーク。余力十分の手応えで年長馬に先着と上々の動きを見せた。初戦から好戦が期待できそうだ。

◆古馬オープンをあおった　パシフィックハイが栗東CWで好時計マーク(19日・浜口)

　この日、栗東CWの追い切りで4歳オープンの僚馬コスタボニータ(牝)をあおるほどの動きを見せたパシフィックハイ(牝2歳、栗東・杉山佳、父キタサンブラック、母デロングスター)。先週の栗東坂路でしっかりと負荷をかけたことでスイッチが入ったのか、終始抜群の手応えでフォームにも伸びがあった。時計も6F79秒9-11秒7と優秀。楽しみな一頭が現れた。

◆3頭併せで目を引くパフォーマンス　調教班の目を奪うパシフィックハイ(19日・竹村)

　パシフィックハイ(牝2歳、栗東・杉山桂、父キタサンブラック、母デロングスター)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。併走相手の真ん中に入り、楽な手応えで直線を迎えるとスピード感十分の走りでフィニッシュした。テンから意欲的に運びながらラストまで脚色は衰えず、6F79秒9-36秒2-11秒7の好時計。追うごとに気配は上向いており、デビュー戦でどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。

◆母は北米G1馬　クラッシファイドは力感十分のフットワークが好印象(19日・石渡)

　母に北米G1・19年ビホルダーマイルS覇者のシークレットスパイスを持つクラッシファイド(牡2歳、美浦・黒岩、父リアルスティール)が入厩。この日は美浦の南馬場で調整を行った。まだ全体的な緩さは残っているが、力感十分のフットワークは好印象だ。

◆セレクトセール出身馬ポケットマネー　札幌芝できっちり併走先着(19日・澤田)

　29日の札幌5R新馬(芝1500m)を佐々木で予定しているポケットマネー(牡2歳、美浦・小手川、父エピファネイア、母マネーペニー)がこの日、山田を背に札幌芝で追い切られ1F11秒8でフィニッシュ。既走馬のコミックガール(牝2歳、美浦・上原佑)と併せて0秒1先着を決めた。1歳セレクトセールで3000万円で取引された一頭。来週の初陣へ向けて、態勢は着々と整ってきている。

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提供：デイリースポーツ