7月30日の新潟5R・2歳新馬戦(芝1800メートル=9頭立て)は単勝2番人気の
カンティアーモ(牝、美浦・
木村哲也厩舎、父
エピファネイア)が2番手追走からゴール前での叩き合いを制し、初陣を勝利で飾った。2021年のセレクト当歳セールで落札額が4億1000万円だった単勝1番人気の
ホウオウプロサンゲ(牡、栗東・
矢作芳人厩舎、父
キズナ)は直線で伸び切れずに4着だった。勝ちタイムは1分46秒4(良)で、従来のタイムを0秒1上回るレコード。
好スタートを決めると内を見ながら先団へと取りつき逃げ馬の外の2番手を確保。3角手前では2頭で3番手以下を大きく突き放した後、直線では徐々に後続も差を詰めてきたが、手応えは抜群。残り400メートルでは外から並びかけた
ミッキースターダム(
戸崎圭太騎手)に一度先頭を譲ったものの、残り100メートル付近で再びグイッと前に出て、ゴール前の競り合いを3/4馬身差で制した。
川田将雅騎手は「まだまだコントロールが難しくその辺が課題になってくる馬なので、その辺を改善できれば」と見通しを語った。
スポーツ報知