「
エルムS・G3」(8月6日、札幌)
うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、導き出された馬は?
今週はダート重賞が2鞍。夏の北海道ダート路線の頂点を争う
エルムSでは、重賞初挑戦の
ペプチドナイルがデータ班のイチ推しだ。
大沼S→
マリーンSとオープン級を連勝中。北海道ダート“3冠”への期待も高まる。
▼傾向(過去10年)
13、21年は函館ダート1700メートルで施行。
▼人気
1番人気〈1・1・3・5〉
2番人気〈3・1・1・5〉
3番人気〈2・1・0・7〉
4番人気〈2・1・1・6〉
5番人気〈0・3・1・6〉
▼所属
美 浦〈4・1・3・34〉
栗 東〈6・9・7・64〉
地方馬〈0・0・0・7〉
勝ち鞍は栗東所属馬が優勢だが、美浦所属馬も勝率では上回る。
▼
ステップ 準OP〈2・0・0・6〉
OP競走〈6・4・3・46〉
交流重賞〈1・1・3・15〉
中央重賞〈1・5・4・32〉
目下
マリーンS組が5連勝中。勝ち馬8頭がダート1700~2000メートルの重賞か
マリーンSから参戦。同じく8頭が中3~5週のローテだった。
▼前走内容
勝ち馬8頭が3着以内。同全頭が6番人気以内だった。
▼性齢
4歳馬〈3・2・2・13〉
5歳馬〈5・3・3・22〉
6歳馬〈2・2・4・33〉
7歳以上〈0・3・1・37〉
勝ち馬8頭を占める4、5歳馬が中心。牝馬は〈0・1・0・6〉と不振。
▼馬格
勝ち馬9頭が前走時に480キロ以上と大型馬の活躍が目立つ。
▼決め手
勝ち馬全頭が前走の4角を6番手以内で通過していた。
▼注目馬 減点なしは
ペプチドナイル、
ルコルセール、
セキフウと
マリーンSの1~3着馬。当欄では1着馬の
ペプチドナイルの充実ぶりを評価。3連勝で重賞初制覇だ。
斎藤助手「本格化したというよりは、やっと型にはまってきた感じ。まだ緩いところがあるとジョッキーも言っていた。
大沼Sは絡まれながらも勝ったが、あの厳しい競馬ができるならハナにはこだわらなくても」
〈1週前診断〉29日の札幌ダートで追い切った。6F79秒4-11秒9(一杯)の好時計をマークし、僚馬に2馬身先着。詰まった間隔でコンスタントに使われているが、好調を持続している。
提供:デイリースポーツ