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レパードS・G3」(8月6日、新潟)
1800メートルで2戦2勝。この距離をベストにしている
エクロジャイトが、重賞初Vを決める絶好のチャンスを迎えている。登録メンバーで、ダートのオープン特別を勝っているのはこの馬だけ。ここはきっちり決めておきたい一戦だ。
これまで6戦して3着以内を外したのは一度だけ。それが4走前のオキザリス賞。1400メートル戦で14着と大敗したが、結果的にはこれが飛躍の契機になる。騎乗した世界的名手ムーアが距離延長を進言。次のレースで1800メートルに使って2勝目をつかみ、前走の鳳雛Sでは逃げた上に、上がり最速タイをマーク。後続を全く寄せ付けなかった。
前走後はここを目標に乗り込み、仕上がりは良好。1週前追い切りでは栗東CWでラスト11秒7の好時計をたたき出した。安田助手は「しっかりと負荷をかけることができました。ケイコでも目立つ馬ではなくて、しぶとい脚を使うという感じ。メキメキと力を付けている今ならここでも、という期待を持っています」と好勝負をにらむ。
安田隆厩舎で
レパードS制覇となれば、新設された09年の第1回を勝った
トランセンド以来。ダート王となった偉大な先輩を追うためにも、まずは一つ目の重賞を奪取する。
提供:デイリースポーツ