3勝クラスを勝った直後の
エプソムCは13着に終わった
カワキタレブリー(栗東・
杉山佳明厩舎)。次走は
関屋記念(8月13日・新潟芝1600m)への出走を予定しており、今朝2日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
菱田裕二騎手が跨り、
ワールドハートとともにダート馬場のBコースへ正面から入場。そこから1コーナーを通過して、2コーナーまで到達したところでCWへ移動。追い切りはここがスタート地点となっている。
6F標識で4馬身くらい追走していたが、先行馬は少し行きたがるところを見せて、鞍上が手綱を引っ張った走り。対して、こちらも行きたがっているように見えたが、ジョッキーがうまく呼吸を合わせて手綱を引っ張ることなく折り合っていく。
最後の直線はここでの差が完全に出て、失速する先行馬をあっさりと抜き去って、大差で先着する
カワキタレブリー。時計は6F83.6-5F67.2-4F52.3-3F37.6-2F23.6-1F11.8秒と全体はさほど速くないが、最後の直線は11秒台。前走の敗因は距離と馬場と思われるだけに、今の状態で良馬場の新潟マイルなら、間違いなく巻き返してくるだろう。
(取材・文:井内利彰)