土曜札幌10Rの桑園特別(3歳上・2勝クラス・ダ1700m)は
オクトニオン(牡4、美浦・
斎藤誠厩舎)の一発がある。
現級では8戦して馬券圏内なし。ただ、4着と5着が合わせて4回もあるように、勝ち負けまであと一歩に迫っているのも確かだ。とりわけ今回と同条件だった前走の
大倉山特別は見どころがあった。スタートで大きく躓いて約5馬身のビハインド。それでも徐々に押し上げて3角で好位に取り付くと、4角では厳しい雰囲気になりながらも大バテはせず。勝ち馬から0秒8差の5着だから、仮にスタート五分なら際どかったのでは…と思わせた。
前走の敗戦も影響して、今回は3kg減の55kg。依然として発馬はカギとなるが、せめて1~2馬身の出遅れでクリアできれば…。傑出馬不在のメンバー構成となっただけに、十分に好勝負となっていい。