◆第59回
小倉記念・G3(8月13日、小倉・芝2000メートル)
小倉の重賞で外せないのが、
カテドラル(牡7歳、栗東・
池添学厩舎、
父ハーツクライ)だ。勝ち星こそないものの【0301】と好成績。10番人気2着だった昨年の
中京記念など、いずれも人気以上の着順に入っている。
この4戦中3戦に騎乗し、今回もコンビを組む
団野大成騎手も、相性の良さを実感している。「福島と比べると、向こう正面から自分から(ハミを)取っていく」。似たコース形態だが、22年
福島記念では13着と惨敗。一方、小倉については「コーナーで加速しやすく、3コーナーですっと行きやすい。外を回した方がスピードに乗り切れる」と良いイメージを持っている。
1週前追い切りでは、栗東・CWコースで6ハロン76秒9―12秒0をマーク。時計は予定より速くなったが、池添調教師は「夏は具合が良くなる。それだけ具合がいいということだと思う。調教を見ても衰えを感じない」と胸を張る。コース適性と今の好調ぶりを考えれば、重賞2勝目への期待は自然と高まる。(水納 愛美)
スポーツ報知