スーパーG2「第59回
札幌記念」が20日、札幌競馬場で行われる。3年ぶりに白毛馬
ソダシが不在となったが、今年もG1級の豪華メンバーが集結した。昨年王者
ジャックドールは今年4月の
大阪杯を制し、G1ウイナーとなって札幌へ帰ってきた。
前走の
安田記念はキャリアで初めて2000メートル以外の距離を使われたが、ハナを奪って地力を示す、0秒3差の5着と好走した。得意の距離に戻れば、再び主役に返り咲くことができるだろう。9日の1週前追い切りでは函館Wコースで5F65秒9と絶好調。驚異の
札幌記念9勝目が懸かる
武豊とともに連覇に挑戦する。
21年のダービー馬
シャフリヤールは横山武と初タッグ。昨年3月の
ドバイシーマクラシック以来、勝ち星から遠ざかっているが、追い切りに騎乗し「やっぱりいい馬」と語った新鞍上とともに復権を期す。
ドバイターフ2着の
ダノンベルーガも出走予定。最強世代と評される22年クラシック組のダービーで1番人気に支持された素質馬が、飛躍の秋へきっかけをつかむか。
スポニチ