◆第58回
北九州記念・G3(8月20日、小倉・芝1200メートル)
前走の
CBC賞・G3を逃げ切って重賞初制覇を飾った
ジャスパークローネ(牡4歳、栗東・
森秀行厩舎、父フロステッド)。サ
マースプリントシリーズの総合優勝争いでは、初戦の10ポイントに函館ス
プリントSでの1ポイントを加えて単独トップに立っている。高野助手は「前走はもちろん力もありますが、いろんな条件がいい方に重なってくれましたね。サ
マースプリント王者の権利もありますし、ここを狙ってきています」と高らかに宣言する。
8月11日の1週前追い切りは、前走が初コンビだった
団野大成騎手が騎乗し、栗東・坂路で51秒2―11秒8。
CBC賞当該週の50秒1―11秒5には及ばないが、同助手は「それなりにいい時計が出ました。団野騎手も『いいですね』と言ってくれました。順調に来ています」と納得の表情を見せる。
今回は初の小倉コースになるが、「機動力があるので気になりません。同型との兼ね合いがカギになりそうですね」とポイントを挙げる。森秀厩舎も13日の
小倉記念を
エヒトで制し、06年
小倉記念(
スウィフトカレント)以来、約17年ぶりに当地で重賞V。2週連続の大仕事に向け、ムードは最高潮だ。
スポーツ報知