ディープインパクト産駒の大器
プログノーシス(牡5、栗東・
中内田充正厩舎)が、
札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)で重賞2勝目を狙う。
プログノーシスは
父ディープインパクト、
母ヴェルダ、母の父オブザーヴァトリーの血統で、ここまで9戦5勝。出世は遅れたが、条件クラスは全て楽勝でクリアしている。オープン昇級後は
カシオペアSが2着、
中日新聞杯が4着だったが、主戦の
川田将雅騎手と3戦ぶりにコンビ復活となった
金鯱賞で重賞初制覇を果たした。続く前走のクイーンエリザベスII世Cは2着だったものの、勝った
ロマンチックウォリアーとは位置取りの差が大きかった。決して力負けではなく、GI級の力は示したといえる。
4カ月ぶりの実戦となる今回、5戦5勝と相性抜群の川田騎手との再タッグは大きなプラス。21年の
毎日杯(3着)以来、2年5カ月ぶりとなる同世代のダービー馬・
シャフリヤールとの対決でリベンジなるかにも要注目だ。秋の大舞台に向けて、弾みが付くレースを期待したい。