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札幌記念追い切り(8月16日、札幌競馬場)
第59回
札幌記念・G2(20日、札幌)の追い切りが16日、札幌競馬場と函館競馬場で行われた。G1馬3頭はすべて実戦での鞍上が騎乗。
ウインマリリンの
松岡正海騎手(39)=美浦・フリー=は手応えを口にした。
【松岡騎手に聞く】
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ウインマリリンは札幌・ダートコース単走で5ハロン71秒6―11秒9をマーク。3週連続で追い切りに乗っての手応えは?
「時計は速くないけど、緩急をつけて最後は流す感じで。だいぶ良くなっています。(馬体の)幅とか張りはもうひとつだが、(レースを使って良くなる)競馬の負荷は競馬じゃないとかけられないですから。休み明けとしてはいいと思う」
―昨年は5番人気で3着に好走して、暮れに
香港ヴァーズをV。6歳を迎えて変化は感じるか。
「(自分自身が乗ってから)1年たっているので、筋肉のレスポンスが遅くなっているかどうかを意識しながら仕上げてきた。その反応をみたくて、テンはゆっくりいってしまいを伸ばして、体は使えてきている」
―復帰戦としては順調に調整が進んでいる。
「去年は強い馬がいても、具合がよかったので全然やれると思っていた。今回は休み明けのぶん、そこまでではないが、格好はつけられると思いますし、使って次はもっと良くなりそう」
【坂本記者Check】2週前追い切りから現地でチェックして、陣営からは「ここを使って良くなりそう」という声を聞いてきた。それでも毛づやや柔らかな身のこなしが目を引き、札幌滞在の効果で体調はすこぶる良いとみる。6歳でも衰えの心配はない。
スポーツ報知