小倉11Rの第58回
北九州記念(3歳以上GIII・芝1200m)は5番人気
ジャスパークローネ(
団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒3(良)。半馬身差の2着に1番人気
ママコチャ、さらにクビ差の3着に9番人気
ストーンリッジが入った。
ジャスパークローネは栗東・
森秀行厩舎の4歳牡馬で、父
Frosted、
母Fancy Kitten(母の父
Kitten's Joy)。通算成績は14戦6勝。
レース後のコメント
1着
ジャスパークローネ(
団野大成騎手)
「今日は
ジャスパークローネが一番速いと信じていました。馬もしっかりと応えてくれました。良いスタートを切れて、最初の1ハロンをすごく良い感じで迎えられたので、あの時点でこれだったらと思っていました。道中はペースのことは気にせずに、前回の競馬と同じように、気分良く行かせた方が持ち味が活きる馬なので、あまりペースは気にせず馬とのコンタクトだけを意識していました。
(勝利を)確信したのはゴール板を過ぎた後だったのですが、最初のコーナーまでのアプローチが良かったので、良い競馬ができそうだなと思いました。前回は函館からのきつい輸送がある中で頑張ってくれましたし、今日もこのように重賞連勝できたように、すごく力のあるところを見せてくれました。57キロと決して軽いハンデではなかったですが、頑張ってくれたので、馬を称えてあげたいと思います」
2着
ママコチャ(
鮫島克駿騎手)
「着差が着差だけに、どこかリカバリーできるところはなかったのかなと思います。レースとしては思い通りのポジションでしたが、もう少し前が激しくなると考えていました。思ったより速くならず、前走、逃げて重賞を勝った馬を楽に行かせすぎたかも知れません。僕自身は折り合いを大切にしつつ下げすぎないよう考えて乗りました。もう少し流れて欲しかったですね」
3着
ストーンリッジ(
坂井瑠星騎手)
「いい枠を引けたのでロスなく運べました。直線もスムーズに進路が空きましたが、勝ち馬がしぶとかったです。でも非常にいい内容で走ってくれました」
4着
スマートリアン(
柴田善臣騎手)
「もう少し流れるかと思いましたが、落ち着いてしまいました。後ろからよく来ていますし、
ゴーサインにも反応してくれました」
5着
ボンボヤージ(
川須栄彦騎手)
「この時期の小倉は得意な舞台なので、今回も内枠からロスなく運びました。最後もしっかり脚を使ってくれました。昨年よりハンデが3キロ重くて展開も向かない中での5着でしたから、力は見せてくれました」
6着
トゥラヴェスーラ(藤岡康太騎手)
「理想はもう少しポジションが取れたら良かったのですが、後方からの競馬になってしまいました。直線も脚を使うタイミングで、進路が狭くなりブレーキをかける形になりました。スムーズではない中でも脚を使ってくれているので、スムーズだったらと思います」
11着
リプレーザ(
藤懸貴志騎手)
「1200メートルは忙しく感じます。でも最後は詰めています。いい脚を使ってくれています。これからいい走りを見せてくれると思います。それだけのポテンシャルのある馬です」
13着
テイエムスパーダ(
今村聖奈騎手)
「体調は良く、この馬の良さは出たと思います。ただ競馬に対して気持ちがマイナーになっているので、その点をリカバリーできればと思います」
18着
サンキューユウガ(
西村淳也騎手)
「追走にいっぱいいっぱいで、直線に向いてからは反応がありませんでした」
ラジオNIKKEI