船橋競馬所属の
左海誠二(さかい・せいじ)師が20日早朝、死去した。48歳。同師が所属する千葉県調教師会が公式SNSで発表した。死因は明らかにされていない。
左海師は
地方競馬教養センターを経て、93年に船橋で騎手デビュー。90年代後半から活躍した地方の強豪
マキバスナイパーの主戦として名をはせた。
東京ダービーも2勝(13年
インサイドザパーク、21年
アランバローズ)。19年に地方通算2000勝を達成するなど南関東を代表する騎手として活躍。14~20年には千葉県騎手会会長も務めた。中央にも参戦し02年
フローラS(
ニシノハナグルマ)など重賞3勝をマークした。
昨年11月に調教師試験に合格し現役引退を決意。ラスト騎乗となった同30日の船橋競馬では1日3勝をマーク。多くのファンに惜しまれつつステッキを置いた。
12月1日付で調教師免許が交付され、今年5月に厩舎を開業。7月21日の船橋4R(
ニシノサキュバス)で調教師初勝利を挙げたばかりだった。
スポニチ