「キーンランドC・G3」(27日、札幌)
北都でスピードを競い合う電撃戦。データから浮上したのは、
函館スプリントSで重賞初制覇を飾った
キミワクイーンだ。札幌は昨年に2勝クラスでV経験があり、適性も十分。充実一途の4歳牝馬が、重賞連勝でさらに自らの勢いを加速させる。
◇ ◇
▼傾向(過去10年)
サマーシリーズ創設に伴い、06年に1000万特別から重賞に昇格。13年は函館で行われた。
▼人気
1番人気〈2・3・1・4〉
2番人気〈1・4・0・5〉
3番人気〈2・0・2・6〉
4番人気〈1・1・1・7〉
5番人気〈1・0・2・7〉
▼
ステップ 函館SS〈3・2・2・24〉
アイビス〈2・0・1・15〉
葵S〈1・1・0・2〉
NHKマ〈1・0・0・4〉
OP競走〈2・3・3・52〉
準OP〈1・2・0・4〉
2勝ク〈0・0・0・4〉
勝ち馬8頭が北海道の芝1200メートル戦か
アイビスSDから参戦。
▼前走内容
勝ち馬9頭が7着以内かつ、負けても0秒7差以内だった。同7頭が6番人気以内。
▼性齢
3歳馬〈2・3・0・20〉
4歳馬〈3・4・3・23〉
5歳馬〈4・2・4・30〉
6歳馬〈0・1・1・25〉
7歳以上〈1・0・2・26〉
3〜5歳馬が中心。牝馬は〈7・5・6・47〉と大活躍。
▼距離実績
勝ち馬9頭に重賞3着以内があった。
▼決め手
逃 げ〈2・1・2・5〉
先 行〈1・3・2・32〉
差 し〈6・4・5・39〉
追 込〈1・2・1・48〉
勝ち馬8頭が前走の4角(直線競馬出走馬は残り3F地点)を4番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目を唯一クリアしたのは、
函館スプリントSで重賞初制覇を飾った
キミワクイーン。連勝となるか-。
◆横山武「もともと重賞を勝つ前から、切れ味はいいモノを持っていると思っていました。前走はバッチリかみ合いましたね。1週前としてはすごくいい動きでしたし、さらに強いメンバーを相手にどこまでやれるか」
◆1週前診断
横山武を背に札幌芝で5F64秒7-36秒0-11秒3(G強め)をマークした。直線で軽く手を動かすと一気に加速し、併せた
ドーバーイーグル(3歳1勝クラス)を圧倒。2馬身先着を決めた。前走の
函館スプリントSから少し間隔はあいたが、出来は高いレベルで安定している。
提供:デイリースポーツ