スマートフォン版へ

矢作師がフランス・アルカナセールにてウートンバセット産駒を1.6億円で落札「日本競馬に適した種牡馬だと思う」

  • 2023年08月22日(火) 19時10分
9 48
 フランスのドーヴィルで行われているアルカナ社のオーガスト・イヤリング(8月1歳馬)セール最終日にて、矢作芳人調教師が2頭を落札した。

 上場番号281番の牡馬は父Wootton Bassett母Magic America、母の父High Yieldという血統で、100万ユーロ(約1億6000万円)で落札している。

 父はデビューから5連勝で2歳の仏G1ジャンリュックラガルデール賞を勝利。産駒には16年の仏ダービーを制したAlmanzor、20年の米G1BCフィリー&メアターフ覇者Audaryaがいる。母は仏G3ミエスク賞を制したほか、仏G1モルニー賞でも2着。なお、落札価格は今年の同セールで4番目に高い金額となった。

 もう一頭、上場番号227の牡馬は父Kameko母Glories、母の父Galileoという血統。こちらは14万ユーロ(約2200万円)で落札している。

 父は19年のフューチュリティT、20年の英2000ギニーと英G1・2勝。伯父のBodemeisterは米G1アーカンソーダービーを制し、米G1ケンタッキーダービーと米G1プリークネスSで2着に入った実績を持つ。

 セリ後、矢作師は『Racing Post』など現地メディアの取材に応じ「Wootton Bassettには非常に興味があった。日本競馬に適した種牡馬だと思う。2頭はクールモアに競り負けたが、この馬を落札できたことには満足している」とコメントした。

みんなのコメント 9件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • ゴボウさん

    この2頭は両方藤田晋氏の代理落札ですね
    藤田氏本人が発言してます

  • 健康優良不良少年さん

    【矢作芳人(やはぎよしと)調教師】62才

    ・父親は大井競馬場の調教師
    ・開成中学校・高等学校出身
    ・調教師試験に13回落ちている

    ・2005年開業
    ・2012年に日本ダービー制覇(ディープブリランテ)
    ・2014年に初のリーディングトレーナー(年間54勝)
    ・2019年にリスグラシューが年度代表馬
    ・2020年にコントレイルが三冠馬

    ・2021年のブリーダーズカップで、
    ラヴズオンリーユー(フィリー&メアターフ)
    マルシュロレーヌ(ディスタフ)の管理馬2頭が勝利を挙げるという快挙

    ・2023年、世界最高賞金(約13億円)を誇るサウジカップを
    パンサラッサ(吉田豊)が日本馬として初制覇

    厩舎スローガンは、
    「一銭でも多くぶん取る」
    つまり、
    上位入線できそうな(賞金を稼げそうな)レースしか使わない。

  • お空さん

    競り負けた1頭は上場番号244番 HOURGLASSの2022(父Siyouni母父Galileo)の様です
    クールモアのマグナー氏が220万ユーロで落札したので矢作先生は3.3億円位まで入札してたと思われます

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す