「キーンランドC・G3」(27日、札幌)
レース当週の水曜までの札幌移動が定められているルールを考慮し、
ジュビリーヘッドが22日、函館芝で火曜追いを行った。4馬身前を進む
コーリングユー(4歳1勝クラス)に4角で取り付つくと、ラスト強めに追われて楽々と併入。軽快リハで好調ぶりを示した。
タイムは4F51秒8-37秒7-11秒8。藤巻助手は「去年のキーンランドCが当週にオーバーワークになったので。その敗因を踏まえた上で、しまいの反応を見る形。動かした分にはいい反応を見せた」と納得の表情だ。
昨年、
函館スプリントS後に使った青函Sを今年はパス。「去年よりローテーションは楽だし、いい状態」と、より余裕を持った臨戦過程に胸を張る。一つ年を重ねたが「もともとはトモが弱かったけど徐々にしっかりした。ウチのカナロア産駒は年を取って頑張る。
ダイアトニックも
レッドガランも7歳で重賞を勝ったので」と7着に敗れた昨年のリベンジに意欲を燃やす。
ダノンスマッシュが19年V、11年覇者の
カレンチャンは勢いそのままに
スプリンターズSも制したように、安田隆厩舎にはなじみの重賞だ。「洋芝も合っていると思うし、直線が短いのもいい。頑張ってもらいたい」。初タイトル奪取へ向けて準備は整った。
提供:デイリースポーツ