「新潟2歳S・G3」(27日、新潟)
上昇一途だ。
ルージュスタニングは23日、栗東坂路で併せ馬。体全体を使った雄大なフットワークを披露し、僚馬に半馬身先着した。刻んだタイムは4F54秒6-39秒4-12秒1。友道師は「いい感じに仕上がっている。カイバもしっかり食べているし、体もドシッとしている」と好調ぶりをアピールした。
中間は入念に乗り込まれ、1週前には栗東CWで6F81秒2-34秒8-11秒0と鋭い切れ味を発揮した。「反応が良くなっているし、切れも出てきてすごく良くなっている」と納得する。
中京芝マイルでの初戦は、3番手からノーステッキのまま楽に抜け出して快勝した。「満点の内容。センスがある。今回も十分チャンスがあると思う」。父は19年から4年連続で北米リーディングサイアーのイントゥミスチーフ。ダートで活躍する馬が多い血統だが、指揮官は芝での走りに確かな手応えを感じている。実りの秋に向け、まずは無傷2連勝で重賞初制覇といく。
提供:デイリースポーツ