◆土曜小倉1Rは
ルシフェルで確勝の鞍か 攻めはキレキレの動き(30日・浜口)
7月8日の福島新馬戦(芝1800m)で2着に入った
ルシフェル(牝2歳、栗東・斉藤崇)がこの日、栗東CWで抜群の動きを見せた。僚馬のなかでも特に攻め駆けする
セッション(3歳3勝クラス)を調教パートナーに、6F85秒2-11秒4で馬なりのまま併入。前走からレース間隔が少しあいたものの、動きは一段と切れを増している印象だ。土曜小倉1R・2歳未勝利(芝2000m)を予定しており、ここは確勝の鞍とみている。
◆
イルルージュが『直千一気』 新潟サマーシリーズ締めくくる(30日・武山)
日曜新潟12R・雷光特別(芝1000m)に出走する
イルルージュ(牝3歳、美浦・嘉藤)は久々の前走で2着に好走。「前半から競り込まれて厳しい展開になりましたが、よく頑張ってくれました」と師は振り返る。過去に3連闘した実績があり、タフさが売りのタイプ。それだけに中1週でも問題はない。「ノドが鳴るので直線競馬がベスト。ここで何とかしたいところ」と語調を強めた。
◆中1週でも
ケイエイト元気いっぱい 前走でクラス突破にメド(30日・吉田)
土曜小倉12R・3歳上1勝クラス(ダート1700m)を予定している
ケイエイト(牡3歳、栗東・羽月)は昇級後に苦しんでいたが、前走は後方から脚を伸ばして3着。その後は小倉に居残り、この日はダートで6F83秒7-39秒2-12秒2と長めから意欲的に追われてきた。上積みは十分に見込める。
◆超久々でも
ラスールの攻め圧巻 2勝クラスならいきなりでも(30日・森元)
昨春の
フローラS6着後、休養していた
ラスール(牝4歳、美浦・宮田)がこの日、美浦Wで4F51秒0-11秒2を馬なりでマーク。しまい重点で内めを通ったとはいえ、ラストの伸びは圧巻だった。「超」の字がつく久々でも動ける態勢。日曜新潟9R・
飯豊特別(芝1400m)をルメールで予定しているが、2勝クラスなら力が違うかもしれない。
◆攻め絶品
ガイアメンテ 武豊騎乗で馬なりのまま1F11秒4(30日・城谷)
今週は土曜の札幌11Rで
札幌2歳S(芝1800m)が行われることもあり、この日の札幌は芝コースでの追い切りが乱発。そんななか、特に目を引いたのが同レースへ出走する
ガイアメンテ(牡2歳、栗東・須貝)の動きの鋭さだった。
武豊を背に僚馬
ウールデュボヌール(牡2歳)を追走する形でスタートし直線で馬体を合わせると、必死に追う相手に対して最後まで手綱は動かないまま。5F65秒6-35秒7-11秒4を馬なりでマークした。あえて抜け出さない形でのゴールでも、具合の良さがビンビンに伝わってきた。
◆元気はつらつ
ファユエン 重賞初挑戦でも勢司師は野心チラリ(30日・佐野)
日曜新潟11R・
新潟記念(芝2000m)に出走予定の
ファユエン(牝5歳、美浦・勢司)がこの日、美浦Wで6F81秒5-37秒2-11秒9を馬なりでマーク。活気あふれる動きを見せたように、前走の
関ケ原Sを制したあとも好調をがっちりとキープできている。「うまく調整できて体調はいい。条件も合うし、ここでも」と師も前向きだ。
◆1年ぶりを使われ
マイネルウィルトス順当に良化 栗東坂路で躍動(30日・紺谷)
日曜新潟11R・
新潟記念(芝2000m)へ参戦予定の
マイネルウィルトス(牡7歳、栗東・宮)がこの日、栗東坂路で追い切られ4F53秒2-12秒5をマーク。力強い脚さばきでグイグイと駆け上がってきた。長欠明けの
函館記念(4着)を使われ順当に良化している。
◆いよいよ初陣へ
コンドライト「初戦から楽しみ」 母は
アエロリット(30日・常木)
日曜新潟5R・2歳新馬(芝1800m)でデビューを迎える
コンドライト(牡2歳、美浦・菊沢、父
ドゥラメンテ、
母アエロリット)。17年
NHKマイルCを制した母の初子で期待は高まる。師は「先週までで体はできているし、仕上がりはいい。いいスピードがあり調教では
リラックスして走れている。初戦から楽しみ」と期待を寄せた。
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提供:デイリースポーツ