今年の皐月賞馬で、ダービーは2着に惜敗したソールオリエンス(牡＝手塚、父キタサンブラック)が、秋の始動戦セントライト記念に向け1週前追いを行った。横山武を背にWコースで僚馬レヴォルタード(3歳1勝クラス)、キングズレイン(3歳3勝クラス)との3頭併せ。最後方からスタートすると、序盤からスピード感あふれるダイナミックな走り。内に進路を取った直線はいっぱいに追われ、ラスト1F11秒3とさすがの切れ味を見せた。この日の一番時計となる5F65秒5をマークし、中を走ったキングズレインに1馬身先着した。

　圧巻の動きに鞍上は「こちらが想像している以上の成長曲線を描いています」と驚きの表情。「後ろ脚がしっかりしたことで、走りがコロコロ変わることもなくなりました。ひと夏を越して良くなっていますね」と声を弾ませた。

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