「
セントライト記念・G2」(18日、中山)
皐月賞馬
ソールオリエンスが、ひと夏越して充電完了。注目の秋初戦を迎える。ダービー2着後は宮城県の山元トレセンへ放牧。英気を養い、成長した姿で美浦トレセンへ帰ってきた。1週前追い切りに騎乗した横山武が「トモがしっかりしたことで力強さが出てきました」と進化を口にすれば、手塚師も「息は少し荒かったけど、これでちょうど良くなった」と順調さに目を細める。2冠獲りへ、勝利で弾みをつける。
昨年の
ホープフルSの覇者
ドゥラエレーデの雰囲気もいい。前走の
宝塚記念は10着に敗れたが、立て直された今回は再び同世代の戦い。実力的に巻き返しがあっていい。
実績はこの2頭に譲るものの、ラ
イバル勢も多彩だ。
ラジオNIKKEI賞2着の
シルトホルンは、一戦ごとの成長が顕著。同3着
レーベンスティールもスムーズなレースができればV争いも可能だ。ダービー以来となる
グリューネグリーンと
シャザーンも、心身ともに
パワーアップ。
ホープフルS3着が光る
キングズレインの走りも興味深い。
提供:デイリースポーツ