土曜阪神4Rの3歳上1勝クラス(芝1600m)は
パルクリチュード(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)で堅い。
ガンランナー産駒とあってダート向きのイメージを持たれるかもしれないが、母の
グローバルビューティはアルゼンチンの芝G1勝ち馬。馬を見てもクッションこそ硬めだが、脚は抜群に軽く、むしろ芝向きといった雰囲気がある。実際、デビュー勝ちこそダートだったが、その後は
紅梅Sが4着、フラワーCが3着と、芝で強敵相手に好走。とりわけフラワーCは前崩れの展開の中、先行勢では最先着だから価値があった。休養前の前走はダートでまさかの10着に敗れたが、大外枠で終始流れに乗れなかったので参考外でいいだろう。
今回は立て直しての復帰戦。仮に八分の出来であっても、1勝クラスなら力が違うはず。今後に弾みをつける圧勝を期待したい。