阪神8Rの
阪神ジャンプステークス(障害3歳以上J・GIII・芝3140m)は1番人気
ジューンベロシティ(
西谷誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分25秒7(良)。2馬身差の2着に4番人気
ホッコーメヴィウス、さらに4馬身差の3着に3番人気
ネビーイームが入った。
ジューンベロシティは栗東・
武英智厩舎の5歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母アドマイヤサブリナ(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は29戦6勝。
レース後のコメント
1着
ジューンベロシティ(
西谷誠騎手)
「素晴らしい競馬でした。ゲートでゴソゴソしていましたが、二の脚でどうにかなると思っていましたし、1つ目、2つ目の障害でいい位置を取れました。道中はいつ動こうかという感じで、ペースは速いと思っていましたが、相手は
ホッコーメヴィウスでしたし、逃げ切られるかもしれないと思っていました。調教師とは王道の競馬をして勝つか負けるかという話をしていたなかで、自分でつかまえに行って、最後は流すぐらいでした。素晴らしい内容でした。
まだ5歳ですし、カッコいい馬です。順調なら、このあとは東京(
東京ハイジャンプ)に行って、その後はGI(
中山大障害)で春のリベンジということになると思います。(負傷で休養中の)
高田潤騎手が戻ってくると乗り替わることになるかもしれませんが、きょうの内容は
高田潤騎手にも褒めてもらえると思います」
2着
ホッコーメヴィウス(平沢健治騎手)
「逃げ馬ですし、他の馬の目標になる感じはありましたが、この馬のレースをしました。精一杯頑張って、持ち味を出してくれました。きょうは相手が強かったです」
3着
ネビーイーム(
小牧加矢太騎手)
「行きっぷりが良くなっていましたので、初めての重賞でもついていけるかと思いましたが、オープンとは流れが違いました。このペースでは跳び慣れていないこともあったと思います。慣れてきたら重賞でも、と思います」
4着
エイシンクリック(
小野寺祐太騎手)
「阪神コースで結果を出していますし、とてもいい馬でした。脚部不安を気にしながら調整していますが、重賞でもやれる力はあると思います。高齢ですが、順調に行ってくれればと思います」
5着
ニンギルス(
難波剛健騎手)
「初めての重賞出走でしたが、このメンバーでも良く頑張っていると思います。勝負どころで踏切が合わなかったりするなど、経験の差が出たような感じもありました。短めの距離の方が良いので、このぐらいの距離ならオープンでも勝てる力はあると思います。もうひと脚あればという印象です」
ラジオNIKKEI