2013年10月7日 14時07分
帯広競馬場のばんえい競馬本コースで6日に開催された「2013ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」は、東海大学札幌キャンパスの陸上部メンバーで結成した「東海BLUES」が優勝し、第6代チャンピオンの栄冠と賞金88万円を手にした。管内唯一の決勝進出チームで昨年覇者「豊頃農協青年部プリンス」の3度目の優勝はならなかった。
スタートから第2障害手前までの110メートルを走った騎手の剣持明那さん(22)は、6月の道インカレの女子400メートルの優勝者。走路の深い砂に苦戦しながらもトップでそりに飛び乗ると、5人の引き手が一気に高低差1.7メートルの障害を越え、そのままトップでゴールした。タイムは1分14秒5。
チーム代表の伊藤類圭さん(21)は白樺学園高出身。今年度で卒業するメンバーらで結成し、この日のために60キロの重りを引いて100メートルを走るという特別な練習もしたという。伊藤さんは「陸上のトラックと違い大変だったがスピードで乗り切った」とし、「来年は後輩に託し部の伝統にしたい」と笑顔を見せていた。
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