10日、東京競馬場で行われた
京王杯2歳S(2歳、GII・芝1400m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気
アポロドルチェ(牡2、美浦・
堀井雅広厩舎)が、中団追走から直線で大外を追い込み、12番人気
ドリームシグナルを1.3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分22秒7(稍重)。さらにクビ差の3着には4番人気
レッツゴーキリシマが入った。
勝った
アポロドルチェは、
父Officer、
母Summertime Val(
その父Summer Squall)という血統の米国産馬。今年のバ
レッツマーチセールにて10万ドル(約1200万円)で落札されている。9月15日のデビュー戦(中山・芝1200m)を逃げ切って快勝。2戦目となった前走のいちょうS(OP)では、勝った
アロマキャンドルから0.1秒差の3着だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の後藤浩輝騎手はこの勝利が区切りの
JRA通算1000勝目。
JRA重賞は
マイネルシーガルで制した富士S(GIII)に続く今年の5勝目で、通算41勝目。管理する
堀井雅広調教師は
マイネルモルゲンで制した05年
京成杯AH(GIII)以来の
JRA重賞制覇で、通算では11勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。