フランスのエースが文句なしの完勝だ。仏ダービー馬・
エースインパクトはゆったりと馬なりのスタート。一団で進むタイトなレースにも何らひるむところなく、追われた直線は、はじけるように伸びた。
13年
トレヴ以来、10年ぶり無敗の
凱旋門賞馬。若き王の誕生に、地元ファンも
メディアも熱狂した。JC・ルジェ師も鞍上のCデムーロも20年
ソットサス以来の
凱旋門賞制覇。Cデムーロは「流麗で素晴らしい末脚だった」と感激しきり。同馬の父
クラックスマンは
フランケルの後継種牡馬で初年度産駒から早くも超大物を出した。
通算6戦6勝。なお2着
ウエストオーバー、3着
オネストはいずれも
フランケル産駒で、
フランケル系が上位を独占した。
スポニチ