17年のタタソールズ・
ディセンバーセールにて、600万ギニー(当時のレートで約9.5億円)で落札された
マーシャ(
Marsha)が10歳で死亡した。『Racing Post』をはじめ、各国の現地
メディアが報じている。
同馬は父
Acclamation、
母Marlinka、母の
父Marjuという血統の愛国産馬。現役時代は英国・M.
プレスコット調教師のもとで管理され、16年のアベイドロンシャン賞、17年のナンソープSと仏G1を2勝した。
17年に米国・
デルマーで行われた
BCターフス
プリントを最後に現役を退き、同年のタタソールズ・
ディセンバーセールに上場。
クールモア陣営とゴドルフィン陣営の激しい競り合いの末、欧州の繁殖牝馬セールでは史上最高額となる600万ギニーで
クールモアに落札された。
今年4月には1番仔
Tender Kiss(
父Galileo)が、愛国の名伯楽A.オブライエン師のもとでデビュー。同馬は10頭立ての7着という結果だった。