◆第74回
毎日王冠・G2(10月8日、東京競馬場・芝1800メートル=良、1着馬に
天皇賞・秋の優先出走権)
秋のG1戦線を見据えた伝統のG2が12頭立てで行われ、単勝4番人気で
西村淳也騎手騎乗の
エルトンバローズ(牡3歳、栗東・
杉山晴紀厩舎、父
ディープブリランテ)が先行策から抜け出し、ゴール前の大接戦を制した。これで前走の
ラジオNIKKEI賞に続く重賞連勝。3歳馬は2019年から出走機会4連勝となった(2022年は出走せず)。勝ち時計は1分45秒3。
2着は1番人気の
ソングライン(
戸崎圭太騎手)、3着は2番人気の
シュネルマイスター(
クリストフ・ルメール騎手)だった。
ミルコ・デムーロ騎手(
エエヤン=8着)「ゲート裏では落ち着いていたが、道中の行きっぷりが良すぎて、ちょっとスタミナがなくなってしまった。とてもいい馬なんですけどね」
横山武史騎手(
バラジ=9着)「コーナーから展開が速くなったが、持ったままこられました。いい手応えだったけど、パンパンの馬場より力の要る馬場の方がこの馬には合っていそう」
内田博幸騎手(
バビット=10着)「
ウインカーネリアンが速かったので、あれ以上、前には行けないですからね。それでも最後まで一生懸命走っていたし、頑張っている」
森秀行調教師(
デュガ=11着)「内枠なら脚をためられたかも。一瞬あるかなと思ったけど、距離が長かったかな」
松若風馬騎手(
フェーングロッテン=12着)「返し馬の雰囲気は前回より前進気勢があって良かったです。ただ、気持ちの難しい面があり、レースでそういうところが出てしまった」
スポーツ報知