リバティアイランドに注目が集まる一戦。圧巻の走りを見せた
オークスから5か月経ったが、舞台が替わる三冠最終戦も勝利なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/15(日)
秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)は阪神JFの勝利から始まり、
桜花賞で衝撃の後方一気、
オークスで余力を残しつつ6馬身差圧勝と世代のトップをひた走っている
ドゥラメンテ産駒。今回は史上7頭目の牝馬三冠がかかる一戦。敢えて挙げるならば初の内回りコースという点がカギとはなりそうだが、夏の充電期間を経て馬は
パワーアップしており、死角という死角は見当たらない。
マスクトディーヴァ(牝3、栗東・
辻野泰之厩舎)は
ルーラーシップ産駒。春のGIには間に合わなかったが、6月に1勝クラスを勝ち上がると、秋初戦の
ローズSを芝1800mの
JRAレコードで勝ってこのレースに名乗りを上げた。
リバティアイランドとは初対決で、未知の魅力は十分。三冠を阻む大金星なるか。
ハーパー(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)は2月に
クイーンCを勝って頭角を現した
ハーツクライ産駒。GIでも人気の一角に推され、
桜花賞では4着だったが、
オークスでは2着に巻き返した。そこから休養に入り、夏を越してこの馬も成長。
リバティアイランド相手に雪辱を果たすことができるか。
その他、
トライアルの
紫苑Sを勝った
モリアーナ(牝3、美浦・
武藤善則厩舎)、
クイーンSで重賞2勝目をあげた
ドゥーラ(牝3、栗東・
高橋康之厩舎)、
紫苑Sで2着だった
ヒップホップソウル(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)、
桜花賞の2着馬
コナコースト(牝3、栗東・
清水久詞厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。