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【秋華賞見どころ】リバティアイランドが中心 史上7頭目の三冠なるか

  • 2023年10月10日(火) 10時00分
 リバティアイランドに注目が集まる一戦。圧巻の走りを見せたオークスから5か月経ったが、舞台が替わる三冠最終戦も勝利なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/15(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)

 リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は阪神JFの勝利から始まり、桜花賞で衝撃の後方一気、オークスで余力を残しつつ6馬身差圧勝と世代のトップをひた走っているドゥラメンテ産駒。今回は史上7頭目の牝馬三冠がかかる一戦。敢えて挙げるならば初の内回りコースという点がカギとはなりそうだが、夏の充電期間を経て馬はパワーアップしており、死角という死角は見当たらない。

 マスクトディーヴァ(牝3、栗東・辻野泰之厩舎)はルーラーシップ産駒。春のGIには間に合わなかったが、6月に1勝クラスを勝ち上がると、秋初戦のローズSを芝1800mのJRAレコードで勝ってこのレースに名乗りを上げた。リバティアイランドとは初対決で、未知の魅力は十分。三冠を阻む大金星なるか。

 ハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は2月にクイーンCを勝って頭角を現したハーツクライ産駒。GIでも人気の一角に推され、桜花賞では4着だったが、オークスでは2着に巻き返した。そこから休養に入り、夏を越してこの馬も成長。リバティアイランド相手に雪辱を果たすことができるか。

 その他、トライアルの紫苑Sを勝ったモリアーナ(牝3、美浦・武藤善則厩舎)、クイーンSで重賞2勝目をあげたドゥーラ(牝3、栗東・高橋康之厩舎)、紫苑Sで2着だったヒップホップソウル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、桜花賞の2着馬コナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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