NAR
地方競馬全国協会は12日、今月16日に初騎乗から50周年を迎える
的場文男騎手(大井)に対し、これまでの活躍と
地方競馬への貢献に敬意を込めて感謝状を贈呈した。
的場騎手は1956年9月7日生まれで福岡県出身。73年10月16日にデビューし、同年11月6日に初勝利を挙げた。今年3月には節目の
地方競馬通算7400勝を達成し現在、
地方競馬通算最多勝利記録の保持者でもある。
NARの斉藤弘理事長から感謝状を受け取った的場騎手は「50年間乗ってきて、よく乗れたなという思いと関係者みなさんの応援があったからできたことで、感謝の気持ちでいっぱいです」と感想を話した。
また50年を迎えて後輩に伝えたいこととしては、「騎乗技術の勉強、朝の調教、本当に一生懸命を大切にしてほしい。一生懸命やっている姿は美しく、必ずいいことがあります」と強調。また今後に向けては「乗れる間は挑戦を続けたいですね」と力を込めた。
的場騎手のデビュー50周年当日は
浦和競馬場でセレモニーの実施が予定されているほか、帯広や名古屋などの
地方競馬場で
的場文男騎手の名前が入ったレースも行われる。