今年の
凱旋門賞馬
エースインパクト(牡3歳)=仏国=が現役を引退し、来年からフランスのボーモン牧場で種牡馬入りすることが分かった。12日、複数の海外
メディアが報じた。
エースインパクトは父
クラックスマン、
母アブソルートリーミーという血統の愛国産馬。デビューから4連勝で仏ダービーを制し、日本から
スルーセブンシーズも出走した
凱旋門賞では、13年
トレヴ以来、10年ぶりとなる無敗戴冠を成し遂げた。通算成績は6戦6勝(うち重賞3勝)。
英レーシングポストによると、陣営は
ジャパンC(11月26日・東京)への参戦も選択肢に入れていたが、輸送などを考慮し、健康なうちに引退させることに決まったという。主戦を務めていたC・デムーロは「彼は地球外生命体だ。このような馬には5年か10年かに一度しか出会えない」と称賛。今後はその偉大な血を継承していくことになった。
提供:デイリースポーツ