14日、京都競馬場で行われた太秦S(3歳上・オープン・ダ1800m)は、中団から4角で一気に捲った池添謙一騎手騎乗の7番人気ヴィクティファルス(セ5、栗東・池添学厩舎)が、好位のインで脚を溜めて直線で脚を伸ばした2番人気タイセイドレフォン(牡4、栗東・西村真幸厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒3(良)。

　さらにアタマ差の3着に10番人気キタノリューオー(牡5、美浦・萱野浩二厩舎)が入った。なお、1番人気メイクアリープ(牡4、栗東・大根田裕之厩舎)は5着に、3番人気カフジオクタゴン(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は6着に終わった。

　勝ったヴィクティファルスは、父ハーツクライ、母ヴィルジニア、その父Galileoという血統。3歳時のスプリングS以降勝ち星がなかったが、ダート替わりのここで一気の変わり身を見せ久々の勝利。先が楽しみになる強い勝ち方だった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ヴィクティファルス(セ5)
騎手：池添謙一
厩舎：栗東・池添学
父：ハーツクライ
母：ヴィルジニア
母父：Galileo
馬主：Ｇ１レーシング
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　ヴィクティファルス　7人気
2着　タイセイドレフォン　2人気
3着　キタノリューオー　10人気
4着　マリオロード　5人気
5着　メイクアリープ　1人気
6着　カフジオクタゴン　3人気
7着　ガンダルフ　4人気
8着　エナハツホ　9人気
9着　ディアセオリー　12人気
10着　リリーミニスター　8人気
11着　ジャズブルース　11人気
12着　ロードエクレール　6人気