エフフォーリアのいとことなるメッツガー(牝2、栗東・茶木太樹厩舎)が、日曜京都4Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビューする。

　メッツガーは父ユアーズトゥルーリ、母ケイティーズベスト、母の父ファルブラヴの血統。父は2戦未勝利ながら、ロードカナロア×重賞4勝のアイムユアーズという血統が評価されてスタッドインした異色の種牡馬だ。母系に目を転じれば、曾祖母は名繁殖牝馬のKaties。祖母の半妹には名牝ヒシアマゾン、いとこにはエフフォーリアやアドマイヤムーンの名前がある。

　ここまで坂路とCWコースを併用して乗り込まれ、水準以上の時計をマークしている。父の産駒はこれまでJRAで2頭が走って未勝利だが、ここで待望の初勝利をプレゼントできるか。メッツガーが孝行娘となることを期待したい。