「JBCス
プリント・Jpn1」(3日、大井)
笑顔、また笑顔。
笹川翼がこれほど喜んだのは初めてかもしれない。4回目となる
イグナイターとのコンビで人馬とも悲願のJpn1初制覇に成功。まさに記念すべきレースとなった。「手応えは感じていました。1200メートルは悪くないと思っていたし、自信を持って挑みました」。
スタート直後に
ダンシングプリンスが落馬するアク
シデントにも動じず、素早く前めの位置をキープ。人馬一体で折り合うと、最後は魂の入ったステッキで勝負を決めた。「仕掛けが早くならないように注意したけど、手応えは抜群。すごく(直線が)長く感じましたが、馬がよく頑張ってくれました」と笑みがこぼれた。活躍を見守った新子雅師は「やっと勝てました。馬に気合が入っていたし、笹川君がうまく乗ってくれました」と感極まり涙ぐんだ。
提供:デイリースポーツ