現地時間11月3日、4日(日本時間4日、5日)にアメリカ・サンタ
アニタパーク競馬場で開催されているブ
リーダーズカップ。“米国競馬の祭典”と称されるビッグイ
ベントに、日本から計8頭が出走を予定している。2日目のあすは、うち4競走で日本でも馬券発売を実施。発走は日曜の早朝となるが、日本馬の雄姿を見届けてはいかがだろうか。
日本馬が出走するレースは以下の通り(※発走予定時刻はいずれも日本時間)。
■4:10発走 芝の古牝馬女王を決める戦い
第4RはBCフィリー&メアターフ(3歳上牝・米G1・芝2000m)。日本からは重賞4勝馬の
ウインマリリンが挑む。G1連勝中の
ウォームハートや
インスパイラルなど欧州勢も強力。地元では米G1・4勝の
インイタリアンや、亜G1・2勝の
ディディアに注目したい。
■4:50発走 重賞6勝馬が異国で悲願なるか
第5RはBCフィリー&メアス
プリント(3歳上牝・米G1・ダ1400m)。日本での馬券発売は無いが、
メイケイエールが出走する。これまで重賞6勝を挙げている実績馬。今回がキャリア初のダート戦となるが、待望のG1タイトル獲得なるか。鞍上は
池添謙一騎手が務める。
■5:30発走 現役最強マイラーが世界制圧だ
第6Rは
BCマイル(3歳上・米G1・芝1600m)。
安田記念を連覇した
ソングラインと、G1初制覇を狙う
ウインカーネリアンが出走する。強力なラ
イバルになりそうなのが英国のモージ。英1000ギニーやQE2チャレンジCなど現在4連勝を飾っており、勢いに乗っている。
■6:50発走 注目の“ディープ産駒対決”
第8Rは
BCターフ(3歳上・米G1・芝2400m)。今年の英・愛ダービーを制した
オーギュストロダンが参戦し、日本の
シャフリヤールとの“ディープ産駒対決”が実現した。
オーギュストロダンは年内で引退する見込み。最初で最後になるかもしれない競演から目が離せない。
■7:40発走 米国ダート最強を決する一戦
第9Rは
BCクラシック(3歳上・米G1・ダ2000m)。ブ
リーダーズカップ開催の中心となるビッグレースで、
ウシュバテソーロと
デルマソトガケが挑戦する。
ホワイトアバリオや
アレイビアンナイトなど地元勢も強い馬が揃ったが、日本馬にも十分チャンスがありそうだ。
■8:25発走 現役屈指の快速馬が挑む電撃戦
第10Rは
BCターフス
プリント(3歳上・米G1・芝1000m)。今年の
CBC賞と
北九州記念を連勝した
ジャスパークローネが世界の快速馬に挑む。前走の
スプリンターズSでも果敢にハナを切って4着に健闘。強力なスピード馬が揃ったが、先手を取れれば
ビッグタイトルに手が届いていい。