◆
ゴールデンイーグル(11月4日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル)
日本から参戦した
オオバンブルマイ(牡3歳、栗東・
吉村圭司厩舎、父ディ
スクリートキャット)が海外初挑戦で初勝利の快挙を成し遂げた。道中は中団インで進め、最後の直線は内ラチ沿いから鋭く伸びて差し切った。勝ち時計は1分29秒26(稍重)。2019年に創設された
グレード格付けのない超高額賞金レースで、日本馬は初参戦だったが、1着賞金の525万豪ドル(約5億円)を獲得した。
同馬は昨年の
京王杯2歳Sと今年の
アーリントンCで勝利。
NHKマイルC3着以来の秋初戦となる今回は、
武豊騎手=栗東・フリー=とのコンビを予定していたが、負傷のため地元の
ジョシュア・パー騎手が騎乗していた。
吉村圭司調教師(
オオバンブルマイ=1着)「スタートはうまく出てくれました。道中の行きっぷりが悪かったというわけではないですが、少し位置取りも下がったところで、内側で包まれないかと若干不安に思いながら見ていました。しかし、最後の直線は前が開いて、コーナーをロスなくタイトに回ってきたことで脚がたまっていた分、ゴール前きっちり交わしてくれました。
オオバンブルマイ自身が一番頑張ってくれたので、感謝しかありません」
スポーツ報知