日本馬の先陣を切った
ウインマリリンは4着。スタート直後に挟まれて後方からになったが、最後の直線は必死に伸びた。
昨年の
香港ヴァーズに続く海外G1・2勝目はならなかったが、底力は示した。初コンビのC・デムーロは「スタートは上手に出てくれたが、最初のポジション争いで左右から挟まれてしまった。直線は
ウォームハート(2着)の後ろから、いい瞬発力を見せてくれた」と振り返った。手塚師は「勝った馬が強かったですが、もうちょっとでした」。悔しさをにじませながらも「調教師になる前からアメリカにいつか挑戦したいと思っていたので、自分、そして厩舎にとっても財産になった」と満足げに語った。
勝ったのはデットーリ騎乗の英国馬
インスパイラル。引退を撤回し来年から米国を拠点に騎乗する鞍上が、地元のファンに健在ぶりをアピールした。
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