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【ロジータ記念予想】チャンピオンディスタンスで争われる一戦 名牝の名を継ぐ馬は

  • 2023年11月07日(火) 17時00分
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 川崎名物の2日間連続の牝馬重賞ウィークの第2弾はロジータ記念・SI。8日、川崎競馬場の2100mで3歳牝馬11頭によって争われる。川崎のチャンピオンディスタンスで行われる一戦は、名牝馬・ロジータの功績を称えるレースで、今年で34回目を迎える。勝って伝説の牝馬の名を継ぐのは、どの馬か。

 注目は浦和・小久保智厩舎所属のマテリアルガール優駿スプリント・SIIこそ後手に回って10着と大敗したが、その後は4連勝。ここ2戦は川崎2000mに絞って参戦している。前走はここへのトライアル、サルビアCに出走。終始楽な手応えで、2番手追走から早め先頭に立って押し切った。2着に8馬身差つけての完勝に、手綱を執った山崎誠騎手は「番手の競馬ができたし、言うことなし」と愛馬の強さに満面の笑みを見せていた。南関牝馬のなかで、能力上位の存在なのは間違いない。

 その前走で、2着だったメイドイットマム。8馬身は絶望的な着差に思えるが、こちらは4か月の休養明け、メンバートップの別定57kgを背負っていた。すでに、東京2歳優駿牝馬桜花賞とSIを2勝しているのに加え、関東オークス・JpnIIで地方馬最先着の4着と実績では群を抜いている。今回は定量54kgで、叩いての上積みもある。逆転があっても不思議はない。

 金沢のショウガタップリが、2度目の南関重賞に挑戦。地元では11戦して無敗。前回の南関遠征、黒潮盃・SIIは牡馬相手に加え、距離もベストとはいえない1800m戦だった。前走は佐賀に遠征し、西日本ダービーを制覇。4番手追走から向正面でまくり上げ、直線は独走態勢に。最後は後続に6馬身差つけて先頭でゴールに飛び込んだ。吉原寛騎手は「3コーナーに入る時に反応してくれたので、もう大丈夫と感じた」という圧勝劇。状態は上昇しており、2度目の南関遠征にして今回は牝馬同士、距離はベスト。勝利の条件はそろっている。

 地元・川崎から参戦するのはスギノプリンセス。前走のサルビアCは長くいい脚を使い、2着のメイドイットマムとは0秒3差の3着に踏ん張った。距離にめどが立ったのは大きく、ここは地元の意地を見せたいところだ。

(文:スポーツ報知記者・志賀浩子)

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