京都11Rの第58回
デイリー杯2歳ステークス(2歳GII・芝1600m)は1番人気
ジャンタルマンタル(
鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒5(稍重)。2馬身差の2着に8番人気
エンヤラヴフェイス、さらに1馬身1/4差の3着に10番人気
ナムラフッカーが入った。
ジャンタルマンタルは栗東・
高野友和厩舎の2歳牡馬で、父
Palace Malice、
母インディアマントゥアナ(母の父
Wilburn)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
ジャンタルマンタル(
鮫島克駿騎手)
「自信がありました。初戦と似たような競馬でしたが、さらにいい内容だったと思います。狭いところを割っていくような形にはなってしまい、馬場も内より外の方がいい状態だと思っていたのですが、枠が2番だったので、こういう競馬もイメージして臨みました。思ったよりゴールまでしっかり伸びてくれました。
直線は今日も余裕があったように思いました。デビュー戦の前に調教に乗せていただいた時から、この馬と必ず大きなところを獲るという気持ちでこの馬に携わらせていただいていますし、きょうはGIIでしたが、さらにGIの舞台でも戦えればと思います。まだキャリア2戦目で、将来性の高い馬です。この馬の成長とあわせて自分もしっかり成長できるように頑張りたいと思います」
2着
エンヤラヴフェイス(
幸英明騎手)
「終いはしっかり伸びてくれました。今日は競馬も上手に走ってくれました。前走は怯んで下がっていったようですが、今日は大丈夫でした。能力は高いものがあります」
3着
ナムラフッカー(
松山弘平騎手)
「スタートは出ませんでしたが、後ろでいい形で脚がたまって、最後もいい脚を使ってくれました。重賞でも力を見せてくれました」
5着
メイショウサチダケ(
和田竜二騎手)
「スタート次第で主張した方が楽なペースになるかなと思いましたが、途中で(他馬に)こられましたからね。ラスト50mぐらいまで脚色は良かったです。それなりのポテンシャルは出してくれました。距離的にもこなしてくれました。重賞で勝ち負けするためにはもう少し
パワーをつけて欲しいです」
7着
ジューンブレア(
岩田望来騎手)
「前進気勢が出過ぎていて、壁を作れれば良かったのですが、道中、力みっぱなしでした。追い出すと反応はしていますが、道中に力んだぶん最後に止まりました」
8着
クリーンエア(
大野拓弥騎手)
「馬場を気にしてかトモの動きがあまり良くありませんでした。切れる脚を使う馬ですのでパンパンの馬場の方がいいのかもしれません」
9着
ダノンキラウェア(
川田将雅騎手)
「レース前の雰囲気も良かったですし、道中も真面目に走ってくれて、現状走れるぶん、精一杯の競馬をしてくれています」
10着
フルレゾン(R.ムーア騎手)
「今日は相手が強かったです。来年の方が馬は成長できると思います」
ラジオNIKKEI