「
マイルCS・G1」(19日、京都)
昨年3歳で
マイルCSを制し、連覇を狙う
セリフォス。夏負けの影響から前哨戦を使わずに臨むが、「順調にきています。本質的にはまだかなと思うけど、内容をこれから詰めていければ」とは中内田師だ。9日の1週前追い切りでは、栗東CWでラスト1F10秒7と抜群の切れ。このひと追いで態勢は整う。
シュネルマイスターは秋初戦の
毎日王冠で3着に敗れたが、直線で進路を失ったのが痛かった。手塚師は「状態面は昨年よりも全然いいです」と、21年NHKマイルC以来のG1制覇を狙う。
3歳馬
エルトンバローズは前走の
毎日王冠で古馬を撃破。4連勝と上昇一途で、杉山晴師も「京都のマイル(1勝クラスV)が強かったし、秋の目標はここに定めていた」と距離短縮にも自信をのぞかせる。
富士Sを制した
ナミュールが紅一点の参戦。ヴィクトリアM、
安田記念は不利に泣いたものの、
オークス3着や
秋華賞2着の実績からG1でも手が届く能力を秘める。
ソウルラッシュは59キロのトップハンデを背負い、
京成杯AHをVと復調気配。近走こそひと息だが、
ダノンザキッド、
ダノンスコーピオンとG1馬2頭出しの安田隆厩舎にも注目だ。
提供:デイリースポーツ