豪華メンバーが集結する「第43回
ジャパンカップ」の1週前追い切りが16日、東西トレセンで行われ、栗東では
秋華賞を制して史上7頭目の牝馬3冠を達成した
リバティアイランド(牝3=中内田)がCWコースで素軽い脚さばきを見せた。
調教パートナーを務める片山助手を背に序盤は1F15~16秒台のゆったりしたラップを刻み、しまいだけサッと伸ばした。馬なりのままラスト2Fからペースを上げ、12秒4→12秒0でフィニッシュ(全体時計は6F86秒8)。片山助手は「反応を確かめる程度でしたが動きは凄く良かった。ダイナ
ミックでブレもなく走ってくれたし、使った上積みはありますよ」と順調ぶりをアピールした。
秋華賞を制した後は栗東近郊のノーザン
ファームしがらきに短期放牧。今月2日、栗東に戻ってきた。中5週で東京の芝2400メートル戦に臨むローテは春の
オークスと同じ。当時と同じく1週前追いはCWコースで“静”に徹したメニューを消化した。「
オークスの時と同じパターンで調整。当時より
パワーや前進気勢、
テンションの入り方は1つ、2つ上がっているし成長を確認できた」と目を細める。
イクイノックスを筆頭に、古馬の一線級との初対戦に向けて万全の仕上げで挑む。
スポニチ