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【兵庫ジュニアGP注目馬】中央・地方の素質馬が集結した2歳重賞

  • 2023年11月22日(水) 10時00分
 11月22日(水)に園田競馬場で行われる兵庫ジュニアグランプリ(2歳・JpnII・ダ1400m)。このレースから12月の全日本2歳優駿に向かう馬も多く、所属を問わず重要なステップレースとなっている。

 今年は芝重賞で結果を残しているゼルトザームオーキッドロマンスに加え、ホッカイドウ競馬から重賞勝ち馬が3頭参戦。中央、地方ともに素質馬が勢ぞろいした印象で、先の大舞台に向けても注目の一戦となる。発走予定日時は22日(水)の15時50分。主な出走馬は以下の通り。

サトノフェニックス(牡2、栗東・西園正都厩舎)

 今年6月に阪神競馬場のダ1200m戦でデビューし、後続に4馬身差を付けて初白星を飾る。続く9月のヤマボウシ賞はスタートで立ち遅れ、道中も促しながらの追走となったが、直線では鋭く伸びて快勝。同レースの2着馬は次戦で勝ち上がっており、レースレベルも高かった。連勝中の勢いそのままに、重賞タイトルを手にするか。

ゼルトザーム(牡2、栗東・加用正厩舎)

 牝系はいわゆる“薔薇一族”に属し、近親にはスタニングローズなど活躍馬が多数いる。今年6月の函館ダ1000m戦でデビュー勝ちを収めると、2戦目は果敢にも函館2歳Sに挑戦。当然、初の芝競走となったが、時計のかかる馬場も味方に初タイトルを獲得した。前走の京王杯2歳Sは11着だったが、ダートで巻き返しを期待したい。

トラジロウ(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)

 デビュー戦こそ伏兵の強襲を許したが、2戦目から現在まで5連勝中。重賞のイノセントCを2馬身半差、ネクストスター門別を4馬身差と、ハイレベルなホッカイドウ競馬の中で抜きんでた実力を示している。今回は初遠征や距離延長など、条件は楽ではないが、素質は一級品。逃げ差し自在な脚質を武器にビッグタイトルを狙う。

 そのほかにも、未勝利戦とプラタナス賞を連勝中のイーグルノワール(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)、船橋の平和賞を制したカプセル(牡2、北海道・田中淳司厩舎)、京王杯2歳Sの3着馬オーキッドロマンス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)などが出走を予定している。

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