力を出せる仕上がりだ。
パンサラッサは来週の
チャンピオンズCと両にらみで調整してきたが、先週日曜にCWコースの追い切りで6F78秒9〜1F11秒7と絶好の動きを見せ、矢作師が
ジャパンC出走を決断。22日は坂路単走しまい重点で力強く伸びて、4F54秒3〜1F11秒8を刻んだ。矢作師は「流す程度で微調整。ラストの動きも切れがあって良かったです」と納得の口ぶりだった。
今回は右前けい靱帯炎からの復帰戦。ドバイワールドC10着以来、8カ月ぶりとなる。「欲を言えば、もう1本追い切りたいし、距離が長いとは思う」と控えめながら「自分の競馬をしやすいし、
有馬記念(21年13着)や
宝塚記念(22年8着)に使った時より状態はいい」ときっぱり。「持ち味である逃げで、思い切って行かせます。それでバテたら仕方ない」と迷いはない。昨年
ドバイターフ同着V、今年のサウジCの勝利で世界を驚かせた個性派が豪華決戦を盛り上げる。
スポニチ