21年、22年の
フェブラリーSや、22年の
マイルCS南部杯を制した
カフェファラオ(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)が24日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道新ひだか町の
アロースタッドで種牡馬になる予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
カフェファラオは父
American Pharoah、
母Mary's Follies、母の
父More Than Readyという血統の米国産馬。半姉の
Regal Glory(父
アニマルキングダム)はアメリカの芝G1・4勝を挙げた名牝で、昨年のエクリプス賞最優秀芝牝馬に選ばれている。
19年12月に中山競馬場の2歳新馬戦でデビュー。初戦を10馬身差で圧勝するなど桁違いのパフォーマンスで、翌年の
ユニコーンSまで無傷3連勝を飾る。直後のJDDで連勝はストップしたが、秋には
シリウスSで2つ目のタイトルを獲得。21年の
フェブラリーSで待望のGI初勝利を果たすと、翌年には史上2頭目の同競走連覇を達成した。
22年秋には
南部杯でGI/JpnI・3勝目。加えて同年の
JRA賞最優秀ダートホースにも選出された。芝競走にも生涯3度挑戦し、今年の
安田記念ではGI馬5頭+のちに
マイルCSを制す
ナミュールに先着。連覇を狙った10月の
南部杯は5着で、同競走がラストランとなった。通算成績は17戦7勝(うち重賞5勝)。
(
JRAのホームページより)