◇G1・
ジャパンカップ(2023年11月26日 東京芝2400メートル)
豪華メンバーが集結した
ジャパンカップは、断然の1番人気に支持された
イクイノックス(牡4=木村)が制し、国内外で破竹のG1・6連勝。「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位の貫禄を見せつけた。勝ち時計は2分21秒8。
パンサラッサ(牡6=矢作)は12着。決意を込めて先手を奪い、1000メートルを57秒6のハイペースを演出。直線に入った時も大きなリードを奪っていたが、残り200メートル手前で
イクイノックスにかわされた。
矢作師は「道中もう少しハミが抜けてくれればね…でも悔いはない。もともとここが最後だと思っていましたが、進退はオーナーと相談して決めます」と話した。
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ジャパンカップ 「世界に通用する馬づくり」を目指すべく、81年に創設された重賞。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭。翌年から欧州とオセアニア勢が加わり、世界一の参加国数と話題に。日本馬の初勝利は第4回(84年)
カツラギエース。外国馬の勝利は第25回(05年)の英国馬
アルカセットまでさかのぼる。
スポニチ