レモンポップに注目したい。未知数の一周1800mコースを克服して3つ目のGI/JpnIタイトル獲得なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/3(日)
チャンピオンズC(3歳上・GI・中京ダ1800m)
レモンポップ(牡5、美浦・
田中博康厩舎)は今年2月の
フェブラリーSでGI初制覇。続く
ドバイゴールデンシャヒーンは10着でデビューから続いていた連対が11でストップしたが、秋初戦の
南部杯で2着馬に2秒もの大差を付けて圧勝し改めて非凡なスピード能力を見せつけた。今回は初の1周コースと初の1800mがカギとなるが、克服してGI/JpnI・3勝目なるか。鞍上は
坂井瑠星騎手。
セラフィックコール(牡3、栗東・
寺島良厩舎)はここまで5戦5勝。ゲートに難があるものの、それを補って余りある非凡な末脚を持っており、5戦中4戦で2着馬に3馬身差以上を付けて圧勝している。今回はGI常連の面々と初対決で
チャレンジャーという立場ではあるが、一気に頂点を掴みダート路線の勢力図を書き換えることができるか。鞍上は
M.デムーロ騎手。
テーオーケインズ(牡6、栗東・
高柳大輔厩舎)は6馬身差で制した21年の当レースを含めここまでGI/JpnIを3勝。近年のダート中距離路線で主役を演じてきた。今年はまだ未勝利だが、高いレベルの走りを続けており
ピークが過ぎたと判断するのは早計。得意の中京で復活を期待したい。鞍上は
松山弘平騎手。
その他、前年の2着馬で前走はコリアCを勝った
クラウンプライド(牡4、栗東・
新谷功一厩舎)、前走の
シリウスSで重賞2勝目をあげた
ハギノアレグリアス(牡6、栗東・
四位洋文厩舎)、今年の
帝王賞などJpnIを3勝している
メイショウハリオ(牡6、栗東・
岡田稲男厩舎)、今年の
JBCレディスクラシック覇者
アイコンテーラー(牝5、栗東・
河内洋厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時30分。