「チャンピオンズC・G1」(12月3日、中京)
春の王者
レモンポップが冬も主役を張る。初の海外遠征、適条件とはいえない6F戦の
ドバイゴールデンシャヒーンこそ大敗したが、
南部杯では2着以下に大差をつける圧勝劇。国内復帰初戦で貫禄を見せつけた。狙うは
フェブラリーSとの同一年制覇。初距離への対応だけが鍵になる。
今年2月のデビューから土つかずの5連勝。勢いでは
セラフィックコールも負けてはいない。全てのレースで上がり最速をマークするなど豪脚が売り。前走のみやこSでは一線級の古馬を難なく蹴散らして重賞初Vを飾った。初のG1挑戦で、頂点まで一気に駆け上がれるか。
昨年の2着馬
クラウンプライドも充実一途だ。サウジC↓ドバイワールドCで連続5着。海外の大舞台を経て、2走前の
帝王賞を2着とすると、前走は韓国に遠征してコリアCを圧勝した。悲願成就へ、機は熟している。
前走のJBCクラシックでは1番人気を裏切った
メイショウハリオだが、春には
かしわ記念-
帝王賞と交流G1を連勝している実力馬。実績上位の存在だけに巻き返しがあっていい。
他には、一昨年の覇者
テーオーケインズや、
シリウスSを快勝した
ハギノアレグリアス、そしてJBCレディスクラシックを制した
アイコンテーラーなども頂点を見据える。
提供:デイリースポーツ