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【クイーン賞注目馬】3歳勢vs昨年覇者 ハンデ差が勝敗を分ける牝馬の交流重賞

  • 2023年11月29日(水) 12時00分
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 11月29日(水)に船橋競馬場で行われるクイーン賞(3歳上牝・JpnIII・ダ1800m)。牝馬限定のダートグレード競走では唯一のハンデ戦となっている。

 今年はJRA勢が中心になりそう。昨年の覇者テリオスベルは56.5kgのトップハンデを背負うが、タフな船橋コースは大得意で連覇を期待。一方で、ライオットガールパライバトルマリンの3歳勢、久々のダート戦となるビジンも軽ハンデを味方にタイトル獲得を狙う。発走予定日時は29日(水)の20時5分。主な出走予定馬は以下の通り。

ライオットガール(牝3、栗東・中村直也厩舎)

 今年の春に本格化の兆しを見せ、1勝クラス、2勝クラスと連勝。続く3勝クラスの特別戦でも4着に健闘すると、レパードSで牡馬を負かして重賞初制覇を飾った。秋はレディスプレリュードから始動して、初の古馬混合重賞ながら3着に好走。前走のJBCレディスCは出遅れもひびいて6着だったが、今回は巻き返しに期待したい。

パライバトルマリン(牝3、美浦・林徹厩舎)

 伯父のLookin At Luckyは米G1・5勝を挙げ、09年の米最優秀2歳牡馬、10年の米最優秀3歳牡馬に選出された。本馬はこれまで5戦3勝。良血馬の期待にたがわぬ活躍で、今年6月には関東オークスで初タイトルを獲得した。前走はテリオスベルに4馬身差を付けられたが、斤量差が3.5kgとなる今回は逆転の可能性もあるだろう。

テリオスベル(牝6、美浦・田島俊明厩舎)

 昨年のクイーン賞は2角付近から先手を奪い、そのまま各馬の追撃を振り切り2馬身差の完勝。その後は牝馬重賞はもちろんのこと、川崎記念4着、ダイオライト記念2着と、牡馬相手にも健闘した。今夏にはブリーダーズGCで重賞2勝目。近2走はスムーズに先手を奪えず4着、5着で、ここもマクリのタイミングがカギになりそうだ。

 そのほかにも、岩手で重賞8勝を挙げているゴールデンヒーラー(牝5、岩手・佐藤祐司厩舎)、久々のダート戦となるJRAのビジン(牝4、栗東・武英智厩舎)などが出走を予定している。

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