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阪神ジュベナイルフィリーズ1週前追い切り(11月29日、美浦トレセン)
第75回阪神ジュ
ベナイルF・G1(12月10日、阪神)に出走する
ボンドガールが29日、美浦・Wコースで1週前追い切りを消化した。2週連続でマーカンドがコンタクト。単走で外ラチ沿いをスムーズに駆け、最後の直線では軽く気合をつけられて5ハロン66秒5―11秒8をマークした。1週前にはやや難しい面を見せており、この日はリングハミへと変更。鞍上は「今日は
リラックスして走ってくれました。ハミも調整して馬も気に入ってくれたようですし、いい方向に向いていくと思います」と手応えを口にした。
紅一点で臨んだ前走のサウジアラビア
ロイヤルCは2着に敗れたものの、3着の
シュトラウスは次戦で東京スポーツ杯2歳Sを勝利した。初戦で下した2着の
チェルヴィニアと3着の
コラソンビートも重賞ウィナーへと駆け上がっただけに、実力は全く引けを取らない。実戦初騎乗となるマーカンドが「この2戦はレベルの高いレースをしている」と評価すれば、手塚調教師も「混戦だと思うけど、十分チャンスはある」と3戦目でのG1勝利へ期待を込めた。(石行 佑介)
スポーツ報知