JRAは6日、03年の
東京大賞典(交流GI)を勝った
スターキングマン(牡8、栗東・
森秀行厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。今後は北海道日高町のブ
リーダーズスタリオン
ステーションにて種牡馬となる予定。
スターキングマンは、
父Kingmambo、
母Princesse Timide(
その父Blushing Groom)という血統の米国産馬。半兄に
Louis Cyphre(マーヴィンリロイH-米G1)、Psychobabble(ロベールパパン賞-仏G2)がいる。
02年2月にデビューし、3戦目で初勝利。02年ダービー
グランプリ(交流GI)で
ゴールドアリュールの2着に入り頭角を現すと、03年
日本テレビ盃(交流GII)で
アグネスデジタルに4馬身差をつけ重賞初制覇。同年の
東京大賞典(交流GI)でGI初制覇を果たした。それ以降は勝ち鞍こそなかったが、04年
川崎記念(交流GI)で2着したほか、13番人気で出走した05年
ジャパンCダート(GI)では勝った
カネヒキリとタイム差なしの3着に入り、3連単371,790円の波乱を演出した。昨年10月の
白山大賞典(交流GIII)5着が最後のレースになった。通算成績42戦7勝(うち地方20戦4勝、海外1戦0勝、重賞2勝)。