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【チャンピオンズC】クラウンプライド 不安材料なし 新谷師「馬体の張りも、毛ヅヤも上がってきた」

デイリースポーツ
  • 2023年12月03日(日) 06時00分
 「チャンピオンズC・G1」(3日、中京)

 コリアCを圧勝し、G1初制覇を狙うクラウンプライド。昨年はゴール前で差し切られて首差の2着に敗れているだけに、リベンジを期してレースに臨む。以下、管理する新谷功一調教師との一問一答。

  ◇  ◇

 -決戦前日の2日は栗東の角馬場で調整。

 「変わりないというか、いいですね。追い切った後、疲れる馬は皮膚の感じが悪くなったりするけど、代謝も上がって馬体の張りも、毛ヅヤも上がってきた」

 -22年が惜しい2着。成長したと感じるところは。

 「前はきゃしゃで線が細くてね。体重の割に小さく見えやすい馬で、背中のラインが寂しいなと思う時があって、そのあたりが欲しいなぁと思いながらずっと来ていた。そうしたら背中が強くなったりするのに、と。でも、今は古馬らしくなったね。体幹がしっかりとして、フレームも良くなった」

 -これまでJRA3場、地方3場、海外4場と、異なる10の競馬場で走ってきた。

 「気付けば、こんなに行ってたの?って。どこが合うのか分からない。右も左も走るし、中京は新馬戦も勝ったからね」

 -22年はJBCからの参戦だったが、今年はJBCをパスした。

 「G1を続けて走ると疲れも多少出るだろうし、我慢した。使おうと思ったら使えたよ。でも、いい成績を残している調教師さんは我慢して使っているなぁ、と思うから(笑)」

 -約3カ月ぶりになる。

 「間隔をあけた方が調整はしやすい。放牧明けでも平気に走るしね。牧場ではコントロールしやすくて、それだけ落ち着いているということ。でも、トレセンに戻るとモードが切り替わる。気持ちが前面に出るし、馬が理解している。オン、オフの切り替えをうまく牧場と連携できている」

 -前走のコリアCが強かった。

 「チャンピオンズCに向かうにあたって、一つ獲らせたかった。前倒しで入厩したけど、その方が調整しやすいのも分かった。それが今回にもつながっている」

 -最後に意気込みを。

 「今回は落ち着いた中で調教ができた。小さい積み重ねがずっとある感じ。順調に来られた、不安材料がない、というのが一番だね」

提供:デイリースポーツ

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